【高カロリーの食生活が掌蹠膿疱症を発症させます】
掌蹠膿疱症は、30、40代の働き盛りの人に多い皮膚病です。手のひら、足の裏、あるいはその近辺に、最初は小さな水疱ができ、それがすぐに"うみ"を持った膿疱となって、一つ一つの膿疱は数日でかさぶたに変わってはがれ落ちます。
しかし、それで治るわけでなく、数週間たつといっせいに再発してくるという経過を繰り返し、何年も治りません。
ときに、爪が白くなったり、でこぼこができたりします。
病変が骨や関節に及ぶこともあり、胸部中央や肋骨部、鎖骨部などに痛みを生じ、せきをすると響いたりし、肋間神経痛と診断されるケースもあります。
わたしは、掌蹠膿疱症は、身体に何らかの理由で自然にうみの液体がつくられ、体外に出せないために膿痛ができる疾患と考えています。
真菌、ブドウ球菌、緑膿菌などの細菌が原因という説もありますが、細菌と関係なく、体内の蓄積物があふれ、足の裏や手のひらから出てくるのです。
それには、食事の影響が大きいと、考えています。高カロリーの食事が問題です。
さらには、病院のステロイド治療によって症状が悪化するケースが多く、その点が非常に問題だと思います。
【食生活の改善とNAT針療法】
現代医学では掌蹠膿疱症の決め手となる治療法が見つかっていませんが、当クリニックでは食生活の改善とNAT針療法で治療します。
食事療法と三通茶、ポロンポロンによって体内毒素が取り除かれ、健康な体となります。
体に毒を溜めない食生活と溜まってしまった体内毒素を排出することが重要です。
食については、まず、カロリーをとりすぎないことが基本です。
肉食に偏る高カロリーの食事はやめてください。たんばく質のとりすぎはアレルギーのもとになります。
肉が中心の食事は、たんばく質のとりすぎになります。魚卵、牛肉、羊肉は食べないようにします。
魚もたんばく質を含んでいますが、赤身のものより、 白身のものを食べるようにしましょう。
鶏肉、豚肉は食べてもかまいませんが、その場合、野菜との比率を7対3にしましょう。
次に、バランスのよい食材を、なるべく手作りにして、しかも、腹八分目にとることです。
忙しいからといって、加工食品で食事をすませてばかりいると、添加物の複合汚染で身動きがとれなくなってしまいます。食材は、新鮮で、多品種を用いるのが理想です。
油、砂糖、塩、刺激物なども、とりすぎないようにします。
加工食品やインスタント食品も避けてください。
アルコールについては、ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキー、梅酒などは、できるだけ飲ま ないようにしてください。ビールは、少量ならかまいません。
皮膚疾患の人が絶対に食べてはいけないもの カップラーメン、インスタント■ハンバーグ、イクラ、カズノコ、生クリーム、チョコレート、 ケーキ、明太子、カニ味噌、内臓ホルモン、チーズ、バター、レバー、ショウガ、ニンニク、唐辛子 |
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