【大体の病気は蔡式汚血療法で対応】
原因となって引き起こされます。
病気を予防するためには、毒がたまらないように、体内にはいってくる毒を減らし、はいった毒は速やかに排出することがたいせつです。
体のなかに毒を入れないためのもっとも重要なポイントが食事です。
穀類や野菜を中心とした規則正しい食生活を送り、加工食品、添加物の摂取を避け、動物性たんばく質や脂肪のとり過ぎに注意をすることで、体にはいる毒を減らすことができます。
しかしながら、もし、体内に毒がたまって、病気になってしまった場合には、
痛気の原因である毒を体外に出すことがもっとも有効かつ根本的な治療法です。
毒を出す方法として、独自に研究し、クリニックで実践しているのが「蔡式汚血療法」です。
三通茶、ポロンポロンで、体の中にたまった毒素を体外へ排出させますが、皮膚の表面にも毒素が浮かび上がってきます。
蔡式汚血療法は、病気の患部やその周辺にたまっている毒素や毒素によって汚れた血を吸い出す治療法で、蔡式鍼灸療法と併用することによって高い効果が得られます。
まず患部に鍼を施術し、それから蔡式汚血療法を行ないます。
蔡式汚血療法によって吸い出される血液は汚れて、濁っています。
二キビが潰れたときに、脂肪と膿が混じり、濁った血が出てきますが、それよりももっと汚れた血で、病気や症状が深刻なほど、吸い出される血も汚れ、悪臭を放つようになります。
私のクリニックでは20年ほど前から蔡式汚血療法を多くの病気の治療や予防に用いていますが、その治療効果は非常に高いものがあります。
とくに、皮膚病では抜群の効果が上がっていて、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬をはじめとする
治療が難しいとされる皮膚病でも、非常に高い確率で完治するという結果を残しています。
皮膚病以外の病気でも関節炎や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、気管支喘息、花粉症、慢性的な頭痛などにも「蔡式汚血療法」は極めて有効です。
【カッピングで治療効果が飛躍する】
カッピングは、中国医学などで「吸引療法」として行われています。しかし、私が毒を出す方法として行っているカッピングは、それらとは異なるものです。私がクリニックで行っているカッピングは、病気の患部やその周辺にたまっている汚血を吸い出す治療法で、「吸毒・換血療法」ともいい、針と併用させることによって高い効果を得られるようになっています。針灸による治療とカッピングを組み合わせることによって、治療効果は飛躍的にあがりました。
なぜなら、針灸やマッサージのように汚血を散らすだけではなく、直接取り除くことが可能になったからです。特に皮膚病においては抜群の効果が上がるようになりました。アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬といった治療が困難だとされる皮膚病が、かなり高い確率で改善されています。
皮膚病の症状は汚血や体内にたまった毒素を体が出そうとして起こります。当クリニックの治療では化学薬品をいっさい使わないので、それまでステロイド剤や抗アレルギー剤を使用していた人は、激しいリバウンドが起こります。
しかし、リバウンドによる発疹かゆみが生じている患部にカッピングを行うとつらいかゆみがすぐに治まります。汚血やリンパ液などといっしょにかゆみをもたらす成分を吸い出してしまうためです。 皮膚病以外の病気の治療効果もカッピングを取り入れることによって、さらに向上しました。関節炎、高脂血症、気管支ぜんそく、花粉症、慢性頭痛、風邪、インフルエンザ、蓄膿症、膠原病、実にさまざまな病気に、症状の改善が見られています。また、脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞や狭心症など心臓疾患の予防にも効果があります。
【治療後の手当について】
1.化学薬品など、一切使っていないので、副作用は基本的には、何もありませんが、たまった悪い汚血をとりだすので、治療後は、ゆっくりと休んでください。1〜2日は、急な激しい運動などは控えてください。
2.クリニックの指示に従って、貧血予防の食事などを多く召し上がってください。通常は、2〜3週間の期間をあけての治療ですが、長く続いた場合は、貧血になる場合がありますので、医師の指示に従って治療をしてください。
蔡式汚血療法 治療風景